願望で人間関係の悩みを解消する

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6.願望実現の行動を起こす


悩みの解消から幸せの実現へ

 願望を実現し、悩みを解消する最後の段階は、作成した願望実現計画に沿ってあなたが行動を起こすことだ。自分の願望を明確に認識し、取るべき行動がわかれば、実際に行動を起こす力が湧いてくるはずだ。

  前のページで述べたように、願望に従って生きることはあなたが自分自身を幸せにする責任を持って行動することである。この行動開始の段階から、あなたはこれまでの周りの雰囲気に流され続ける不本意な生き方を変え、自分を中心においた世界を作り上げる生きた方をしてゆく。演劇に例えれば、ただ与えられた役をこなす役者から、物語の原作者となり、監督・脚本家となり、演出家となり、主演までこなす人になるということである。

 行動の結果は必ずしもあなたの想定した通りにならない。しかし、途中で困難にぶつかっても自分の願望さえ見失わなければ、ポジティブな気持ちで新たなやり方を考えながら乗り越えて行ける。最初に作成した行動計画を状況に応じて最善なものに柔軟に変更して進むことができる。

 願望実現の活動段階はもはやあなたにとって苦しいものではない。明確にイメージできる未来に向かって、困難なことさえ楽しみながら乗り越えていける。一旦活動を始めれば、あなたの悩みはすぐに消え去る。そして、幸せの実現に向かって活力を感じながらひたすら行動する、ステップアップした状態に突入する。 

行き詰まっても行動し続ける

 願望を実現する活動の中で困難にぶつかり行き詰まっても、必ずうまいやり方があると信じて、必要な情報を調べることが重要である。インターネットで検索すれば、あなたと同じような活動を行っている人の体験談をいくらでも探すことができる。そこには失敗事例、うまくやる具体的な方法やこつが書かれている。一旦知ってしまえば簡単なことだが、知らないとうまく実行できないことが世の中には無数にあることをあらかじめ知っておくことが肝心である。

 いろいろ調べた結果、困難を克服するのに特別な技術や能力が必要であるとわかったときや、前例がないことに取り組んでいるケースでは容易に自分の取るべき行動を決められないことがある。

 このようなケースでは、以下の3つの選択肢から取るべき行動を必ず選ぶことになる。1)自分ができないことをできる人に頼んでやってもらう。2)自分が思いついたやり方を試行錯誤して完成させる。3)今取り組んでいるアプローチを諦めて全く新しい方向を探る。

 1)の選択は協力者の力を借りて困難を突破することになる。協力者を見つけることが可能なら積極的に協力を仰ぐべきである。2)の選択は前例のないことにチャレンジするケースでは唯一の選択となる。また、今自分にない技術や能力を何とかして身につけるということも含まれる。試行錯誤が続くが、やりきればあなたに取って大きな自信になる。3)の選択は完全に行き詰まった場合で、根本的に計画の骨子を見直す選択である。それまでに積み上げたものを捨てる勇気を持って、先のステップに進む全く別のアプローチを視野を広げて探ることになる。

 いずれを選択するにしても、行動を止めずに一歩ずつ先に進む事が重要である。願望実現への強い執着と自分を信じる心があれば、あなたは行動し続けることで道を切り開きで必ず願望の実現に辿り着く。



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